静岡鐵工所製 ラム型フライス盤 VHR-Aの主な特徴

-主な仕様-
– テーブル寸法：1100 × 280 mm
– テーブル移動ストローク：X軸 820 mm、Y軸 300 mm、Z軸 450 mm
– 主軸テーパー：NT40
– 主軸回転数：75〜3600 rpm（無段変速または3段変速機構）
– ラム前後ストローク：535 mm程度
– ラム上下自動早送り付き（主軸1回転あたり一定送り量）
– 機械重量：約2100 kg
– 床面占有寸法：2520 × 2117 mm
– 機械高さ：約2250 mm
– 最大積載質量：テーブル載荷300 kg

-特長とメリット-
１．ラム型構造箱形断面のラムを採用し、剛性が高く微細切削でも安定した加工が可能
２．ラムは旋回ベース上で360°旋回可能なタレット構造を持ち、任意角度で固定可能
３．左右（X）前後（Y）上下（Z）の各軸送りに加え、上下自動送り機構を持ち、効率と精度を両立
４．オプションでXY軸のデジタルスケール装備が可能で、位置検出精度を高め、段取りの確認が容易に
５．NT40主軸テーパーにより、市販の工具ストックとの互換性が高い
６．75〜3600 rpmの広い回転レンジにより、荒削りから精密加工、穴あけやタップ加工まで多用途に対応
７．テーブルのワーク保持能力が300 kgと高く、重量ワークにも使用可能
８．無段変速仕様モデルでは80〜3600 rpm範囲で主軸回転を細かく調整可能、加工制御性が向上

-加工用途と評価-
・金型、治工具、精密部品や試作品加工など、幅広い汎用加工に適した設計となっている
・特に剛性を重視する加工現場で支持され、ラム型とタレット構造の組合せは多工程でも安定した加工を実現

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