KOMATSU コマツ製 シャーリング SHF4シリーズの主な特徴

-基本仕様-
・切断能力：板厚4.5 mm相当、切断長はモデルにより2,050 mm～3,100 mm程度。
・オートバックゲージ：電動式で位置決めの自動化に対応し、作業効率と精度向上に寄与 。
・エアーサポート：板材下にエアー層を形成し、摩擦低減・スムーズな送り出しを実現 。
・機械重量：モデルにより約5,000 kg程度（前面仕様含む） 。

-操作性と構造-
・操作モード：「切断」「寸動（インチング）」「単動」「連続」「自動」など多種運転に対応 。
・スイングタイプ構造：SHSシリーズからの流れで、上刃が円弧で下りる構造（スイングビーム方式）を継承し、高い切断品質と直角精度を実現。
・高剛性フレーム：コマツ独自の強固な主骨組によりフレーム歪みを抑制し、長期にわたる安定性を保持 。

-その他-
・刃傾斜角（レイク角）：約1°30′。十分な剛性と滑らかな切断面を両立 。
・ストローク数：2,550mmクラスで毎分22～56ストローク（モデルによる） 。
・シリンダー数：例として12本（2,550mm仕様） 。
・モーター出力：200V、約11 kWの油圧ポンプ駆動が多く見られます 。
・油量：モデルにより120 L～170 Lの油圧タンク容量 。

-用途と導入メリット-
・板厚4～4.5 mm程度までの中厚板の直線切断に最適。長尺材にも対応する可搬性と高剛性を備えています。
・自動バックゲージと複数運転モードにより、反復精度や生産速度が求められる量産板金ラインに向いています。
・エアーサポート仕様は板材のスムーズな送りと位置決め精度向上をサポートします。

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