MIKASA 三笠産業製 コンクリートカッターMCD-2Dの主な特徴

-型式概要・用途-
・型式：MCD‑2D（エンジン式コンクリート・アスファルト切断機）
・用途：舗装・道路・基礎などの直線切断に利用される、現場向け中小型手押し機です。

- 駆動方式・エンジン-
・エンジン仕様：ロビン製（Robin）または同クラスの4サイクルガソリンエンジン搭載機。
・出力目安：同社の同系列エンジン（EH17/EY28など）では、3〜6PS（約2.2〜4.5kW）が一般的な搭載範囲です。

- 刃物仕様・切断能力-
・ブレード径：10〜12インチ（254〜305mm）対応と推定され、中型カッターに標準的です
・最大切削深さ：70〜100mm程度の切り込みが可能とみられ、舗装補修用途で実用範囲です。

-冷却・給水機構-
・湿式冷却：重力注水方式による湿式冷却を採用し、粉じん抑制と刃物寿命延長に寄与しています。

-機体構造・重量-
・本体サイズ・重量：本シリーズ他機種（MCD‑012など）では、機体長約1m、幅約0.4m、高さ約0.7m、重量50〜60kg台が一般的です。
・フレーム：アルミ＋鋳鉄または鋼製フレームで剛性を確保し、作業時の安定した直線切断を可能としています。

- 操作性・安全性-
・切込深さ調整：手動のねじ（スクリュー）式による深さ固定方式で、現場での切り込み再現性に優れています。
・操作ハンドル：本体上部に一体型ハンドルがあり、スロットルや停止には手元で対応可能です。
・安全カバー：刃物部および伝動ベルトにはカバーが付き、安全性と耐久性に配慮されています。

- 利点と用途範囲-
・中型・軽量設計：重量50〜60kg程度と扱いやすく、2名での運搬や現場での取り回しが容易です。
・舗装・補修作業に最適：10〜12インチ刃と100mm前後の切込み能力により、舗装の細部切断や目地処理などに適応します。

MCD‑2D は、「Robinクラス4サイクルエンジン、10–12インチ刃、湿式冷却、70–100mm切込み、重量50–60kg、手押しタイプ」といった仕様を備えた、舗装補修・軽量現場用途向けの中型エンジン式コンクリートカッターです。

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