SOKKISHA 測機舎製 オートレベル(水準計) B2の主な特徴

-型式概要・用途- ・形式名：B2（後継の B20 等と同構成、1963年発売の定番モデル）
・用途：建設・土木・測量現場において、水平高差の計測を高精度かつ迅速に行うための光学式自動レベルです。

- 光学性能-
・倍率：32倍（B20 同等）
・対物有効径：42 mm（大口径・明るい像）
・視界角：約1°20′（100 m先で2.3 m幅）
・最短合焦距離：0.2 m（望遠鏡先端基準） / 0.3 m（機械中心基準）

-精度・補正機構-
・自動補正方式：磁気ダンパー＋懸垂式コンペンセータ方式
・補正範囲：±15′まで自動補正対応
・測定精度：1 km往復測量において標準偏差±0.7 mm（マイクロなし仕様）

-耐候性・構造-
・防水防塵性能：IPX6 等級（強雨や粉塵に耐える高保護性能）
・堅牢構造：衝撃・振動に強い高張力ワイヤ＋厚肉金属／樹脂ボディ

- 操作性・機能-
・水平目盛盤：直読 1°または1gon単位で、自由に回転可能（円盤径103 mm）
・集光＆合焦操作：粗動と微動合わせた2段速度合焦。両手操作可能な無段クラッチ式水平微動機構装備。
・スタディア測定：レティクルに上下2線あり、距離比率 100 による簡易距離測定が可能。

-寸法・重量-
・寸法：幅130 × 長さ215 × 高さ140 mm（B20／B‑シリーズと共通）
・重量：約1.85 kg（B20等での実測）

SOKKISHA B2 は、「32×・42 mm対物レンズ・0.2 m最短合焦・±15′自動補正・±0.7 mm/km精度・IPX6防水・磁気ダンパー方式・スタディア測定・水平円盤・2段合焦・1.85 kg」といった特性を備える、世界中の現場で信頼される歴史的光学式オートレベルの礎となったモデルです。 modernoな B20 等の基礎仕様となっています。

オートレベル 査定時のポイント

測量機器の買取価格は、状態や使用年数、メーカー、型式などによって異なります。
買取を検討する前に、まずは機械の年代やメーカーを確認し、できるだけ付属品や動作を整えておくことが重要です。
廃業や移転の場合は、まとめて買い取ってもらうことで高く売ることができる場合がありますのでその点も考慮してみてください。
また、測量機器の外観が清潔であるほど査定評価が高くなる場合がありますので、出来る限り掃除をしておくことをオススメします。
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