SOKKISHA 測機舎製 オートレベル(水準計) B2Cの主な特徴

-型式概要・用途-
・形式名：B2C（Lietz/Sokkishaエンジニアズオートレベル、「B2」シリーズ上位モデル）
・用途：建設・土木・測量現場で高精度かつ信頼性の高い水平高差測定が求められる用途に適したモデルです。

-光学性能と視野-
・倍率：32倍の高倍率光学鏡筒を搭載し、遠距離のスタッフ目盛りも読み取りやすく設計されています。
・視野角：約1°30′（1000m先で約26mの視野幅）、広角視界による快適な視準が可能です。
・最短合焦距離：約1.4 m（望遠鏡先端から）、中距離〜遠距離視準に最も適しています。

- 精度・補正装置-
・コンペンセータ：磁気ダンパー付き懸垂式で揺れや傾きに強く、素早く水平を保持します。
・補正精度：垂直誤差±0.3″、±15′の傾斜範囲内で自動修正が可能です。

-構造・筐体性能-
・オールメタル構造：頑丈な金属筐体で現場の衝撃や振動に耐える信頼性を備えています。
・雨具仕様：鏡筒端に雨除けカバー、給水・防塵性能にも配慮された設計です（現場仕様。）

-操作性・測定機能-
・視準補助：ウェッジ型レティクルにより精密な合焦が可能。 ・水平円盤：360°水平測定用の円盤装備で安定した方向管理が可能です。
・マイクロ調整機構：エンドレス水平微動ノブにより、微細な方向調整ができます。

- 寸法・重量-
・本体重量：約4.4 kg（約8ポンド13オンス）と部材込みではやや重い部類ですが、頑丈設計が背景にあります。
・三脚用ベース仕様：標準的な丸頭／平頭三脚に対応。設置の互換性に優れています。

B2C は、「32倍光学・1.4m最短合焦・1°30′広視野・±0.3″垂直誤差・磁気ダンパー式コンペンセータ・オールメタル筐体・360°水平円盤・微動機構・約4.4 kg」を備えた、高精度・高耐久性を追求したエンジニア向け光学式オートレベルです。

オートレベル 査定時のポイント

測量機器の買取価格は、状態や使用年数、メーカー、型式などによって異なります。
買取を検討する前に、まずは機械の年代やメーカーを確認し、できるだけ付属品や動作を整えておくことが重要です。
廃業や移転の場合は、まとめて買い取ってもらうことで高く売ることができる場合がありますのでその点も考慮してみてください。
また、測量機器の外観が清潔であるほど査定評価が高くなる場合がありますので、出来る限り掃除をしておくことをオススメします。
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