ランマーの主な特徴

-主な特徴-
・エンジン駆動による強力な締固め力：
　ガソリンまたはディーゼルエンジンが動力源で、高い振動力・圧縮力を確保し、効率よく地盤やアスファルトを締固められます。
プレートより強い「突きつける」力が得られ、粘土や埋め戻し材にも高い効果を発揮します。
・ランマー（ジャンピングジャック）形式のコンパクター：
　上下に打撃する仕組みにより、小さな接地面で強力に突き固める構造。
狭い空間や狭隘部の深い締固めに特化した設計です。
・プレートコンパクターとの違い：
　プレート式は広い接地面に振動を伝え平坦化・締固めを行いますが、エンジンランマーは一点に集中した衝撃で土層を深く突き固める特徴があります。
そのため作業対象や地質によって使い分けが必要です。
・操作性に工夫あり（例：折りたたみハンドル・防振構造）：
　一部のモデルでは折りたたみ式ハンドルや防振ハンドルを採用し、持ち運びや操作者への疲労軽減に配慮されています。また油圧式起振部分にはオイル潤滑を施すなど耐久性の向上も図られています。
・振動数・衝撃力が高くスピーディな締固め：
　例えば7HPクラスのガソリンエンジンでは、毎分5,400～5,600の振動回数（VPM）、衝撃力（打撃力）は約1,900kgf（4,200ポンド）といった高性能のモデルもあり、効率的な施工を可能にします。
・現場適応性の高い設計：
　傾斜地や狭い舗装区画にも対応する可動性や、折りたたみ式ハンドルなどにより、舗装修繕・配管埋設・基礎工事など多様な用途に対応できます。
・安全性および環境配慮も重視：
　防振設計により操作時の振動負荷を低減し、EPA／CARB（排出ガス規制）準拠エンジンを選ぶことで環境対策にも対応可能です。
また、可搬性や操作時の安定性も意識された構造が一般的です。

ランマー査定時のポイント

建設機械/工具の買取価格は、状態や使用年数、メーカー、型式などによって異なります。
買取を検討する前に、まずは機械の年代やメーカーを確認し、できるだけ付属品や動作を整えておくことが重要です。
廃業や移転の場合は、まとめて買い取ってもらうことで高く売ることができる場合がありますのでその点も考慮してみてください。
また、建設機械/工具の外観が清潔であるほど査定評価が高くなる場合がありますので、出来る限り掃除をしておくことをオススメします。
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