中古アベベロール(ロール成形機)を選ぶとき、最も失敗が起きやすいのが「板厚・材質が想定より重かった(硬かった)」というミスマッチです。
中古は本体価格が魅力でも、能力不足だと狙いのRが出ず、押さえが足りない、回転が止まる、左右差が出るなどのトラブルにつながります。
逆に、板厚・材質に対して余裕のある機種を選べれば、中古でも十分に主力設備として使えます。
ここでは、板厚・材質ごとに何を確認すべきか、そして中古選定でのチェック手順を実務目線で整理します。
アベベロールの能力は、単純に「板厚だけ」で決まるわけではありません。
同じ板厚でも材質によって必要な押さえ圧が変わり、さらに板幅が広いほど負荷は増えます。
つまり実務で必要なのは「板厚 × 材質 × 板幅 × 必要R」の組み合わせです。
板厚が厚いほど、狙いのRを出すために上ロールにかける押さえ圧が必要になります。
押さえ圧が上がると、フレーム剛性が不足している機械では撓みが出て左右差が発生しやすくなります。
さらに軸ガタや調整機構の渋さがある中古機では、条件出しが難しくなり、再現性も落ちます。
材質の違いも重要です。
硬い材や戻り(スプリングバック)が大きい材は、同じRにするためにさらに押さえを増やす必要があり、
結果として機械にかかる負荷が増えます。
中古選定では「カタログ能力」を鵜呑みにせず、実際に扱う材質・板幅で余裕があるかを確認するのが安全です。
薄板(例:0.4~1.2mm前後)の場合、能力的には通せる機種が多いですが、
注意点は「面品質」と「波打ち」です。
薄板はロール表面の傷・段付きが転写されやすく、筋が目立ちます。
また押さえが強すぎると波打ちや歪みが出やすいため、調整が素直な機械かどうかが重要です。
中板(例:1.6~3.2mm前後)は、現場で多いゾーンであり、機械選定の主戦場です。
この厚みからは、フレーム剛性と軸ガタの影響が出やすくなります。
左右差が出ないか、同条件でRが再現できるか、押さえ調整がスムーズかを重視します。
手動式でも対応可能ですが、作業量が多いなら電動式が有利です。
厚板(例:4.5mm以上を想定する現場)になると、機械選定は慎重になります。
そもそも中古の軽量機では能力不足になりやすく、押さえが足りず狙いRが出ないことがあります。
また無理に押さえるとフレーム撓み、軸受負担、駆動停止などのリスクが増えます。
厚板中心なら、電動/油圧式で剛性のある機種を前提にし、試し加工で負荷時の安定性を確認するのが安全です。
材質別のポイントは「戻り(スプリングバック)」「表面傷の出やすさ」「摩耗の進みやすさ」です。
一般的な鉄系(SPCCなど)は条件出しが比較的素直ですが、板厚が増えると押さえ圧が必要になります。
亜鉛メッキ鋼板など表面がデリケートな材は、ロールの傷が転写されやすいため、ロール表面状態が最重要です。
ステンレス(SUS)は戻りが大きく、同じRを出すには押さえを強くする必要が出やすいです。
その分、機械剛性・軸受状態・駆動の余裕が問われます。
中古では“カタログ上は対応”でも、実際にはRが甘い、安定しない、ということが起きるため、試し加工が強く推奨されます。
アルミは比較的柔らかく成形しやすい一方で、表面に傷が入りやすい材です。
ロール表面の荒れや異物噛みがあると、筋が目立ちやすいので、ロール清掃や養生を含めた運用が重要になります。
銅や真鍮なども同様に表面品質が問題になりやすいので、用途が外観部材ならロール状態の良い個体を選びます。
ミスマッチを防ぐには、購入前に「自社の代表条件」を決めて、それで確認することが一番です。
代表条件とは、よく使う材質と板厚、板幅、必要Rの組み合わせです。
この代表条件で試し加工できれば理想で、狙いRが出るか、左右差がないか、面に筋が出ないかを確認します。
試し加工が難しい場合は、代替として「負荷の証拠」を集めます。
具体的には、同等条件の加工実績、加工動画、ロール表面の拡大写真、整備記録(ロール研磨歴・ベアリング交換歴)などです。
電動式なら負荷時の回転ムラ、油圧保持、異音の有無も確認します。
さらに導入条件(電源・据付)も板厚・材質に影響します。
厚板やSUSなど高負荷材を扱う場合は、床の水平・固定が精度に影響しやすく、
据付レベル調整を前提に計画します。
中古は本体価格だけで判断せず、使える状態にする総額で評価するのが安全です。
| 区分 | 向き/注意点 | 中古での確認ポイント |
|---|---|---|
| 薄板 | 面品質が出やすいが筋が目立つ | ロール表面(傷・段付き)、波打ち |
| 中板 | 汎用ゾーン、左右差が出やすい | 軸ガタ、剛性、再現性 |
| 厚板 | 能力不足リスク、負荷大 | 負荷時安定、駆動余裕、据付条件 |
| メッキ材 | 表面傷が致命になりやすい | ロール傷転写、清掃状態 |
| SUS | 戻り大、押さえ必要 | 試し加工、剛性、油圧/駆動の健全性 |
| アルミ | 成形しやすいが傷が目立つ | ロール表面、異物噛み対策 |
中古アベベロールの適性確認は、板厚だけでなく「材質・板幅・必要R」をセットで考えることが重要です。
薄板は面品質(筋・波打ち)、中板は左右差と再現性、厚板やSUSは能力不足と負荷時の安定性がポイントになります。
代表条件で試し加工できれば最も確実で、難しい場合は加工実績・動画・整備記録などで情報不足を補うと失敗が減ります。
材質・板厚・板幅・必要Rから、過不足のない中古機選定をサポートします。
お問い合わせはこちら24時間対応
0120-539-840スマホで気軽に
LINE査定対応時間 10:00 ~ 19:00メールはこちら
機械買取申込
中古機械の買取ならパシオリユースにお任せください!中古機械をお電話一本でどこでも無料出張買取・無料査定させていただきます!まずはお気軽にお問い合わせください!
中古機械の買取実績30,000社以上!発電機、コンプレッサー、溶接機買取から専門機械工具、工作機械、大型機械の買取までお任せください!
専門スタッフがご対応いたしますので、ご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
パシオリユースは中古機械の重量物買取専門スタッフが多数在籍!
他社様で断られたものでもまずはお気軽にお電話ください!
中古機械買取に自信のあるパシオリユースでは、お客様のご要望に合わせて各種ご対応させていただきます!
上記の場合でももちろん出張費用等は一切いただきません!
お電話、LINE、機械買取申込からお気軽にお申し込みください。 お電話の場合、オペレーターがお客様のご要望に沿ってご対応いたします。
出張査定の日時をお客様のご希望に沿えるようご相談させていただきます。 状況によって、お客様のご希望通りにお伺い出来ない場合もございます。予めご了承ください。
ご指定の場所へ買取担当スタッフがお伺いします。動作確認後にリアルタイムのデータを元に、査定額を算出し、買取査定額をお伝えします。
査定結果にご納得いただけましたら、その場で現金にてお買取りをさせていただきます。キャンセルの場合も費用はかかりませんのでご安心ください。
※処分・撤去のご依頼につきましては、買取金額を作業料からお値引きし、他社よりお安い撤去料をご提示いたします。
24時間対応
0120-539-840スマホで気軽に
LINE査定対応時間 10:00 ~ 19:00メールはこちら
機械買取申込
「出張無料」をうたっておきながら、買取不成立時には高額な出張費を請求するような悪質な業者もありますが、 弊社は訪問・査定にかかる費用は一切いただきません。
怖い人が来て強引な押し買いをされないか不安・・・そんなお客様にご安心いただけるよう、無理な交渉は行わないよう、スタッフの指導を徹底しております。
高額買取であっても現金でお支払いすることも可能です。買取成立後すぐにお支払いいたします。
豊富な知識と「パシオリユース」が持つ膨大なデータを基に、スピーディーに査定結果をお知らせすることが可能です。
24時間対応
0120-539-840スマホで気軽に
LINE査定対応時間 10:00 ~ 19:00メールはこちら
機械買取申込