PENTAX ペンタックス製 セオドライト ETH-20Cの主な特徴

【主な特徴】
・ETH‑500シリーズの一機種で、建設・測量用途向け電子セオドライトとして設計されています。
・30倍の明視野望遠鏡を搭載し、視野が明るく鮮明で測定精度の高い観測が可能です。
・10秒（10″）精度の角度測定モデル（ETH‑520相当の20″／ETH‑510相当の10″）に対応する上位グレードであるETH‑20Cは、20″精度モデルと類似仕様とされます。
・LCD表示パネルを両面装備し、水平・垂直角度を同時に確認できる2行表示で操作性に優れています。
・水平角ゼロセット機能、逆方向表示、垂直角の勾配（％）表示切替機能、ホールド表示機能、バッテリー残容量表示、自動電源OFF機能など、多機能な操作体系を備えています。

【主な仕様】
・型式：ETH‑20C（20″モデル、電子セオドライト）
・望遠鏡倍率：30倍、明るくクリアな視界を提供
・角度測定精度：20″ 標準偏差（水平・垂直）、表示分解能は10″刻みまたは20″刻み切替可
・角度単位：度（360°）またはグナ（400g）表示に対応し、用途に応じた表記が可能
・補償装置：自動垂直補償機構（振れセンサ） 搭載モデルも存在し、測定安定性を向上
・表示部：LCD ディスプレイ（2行）、両側から見やすい構造
・電源：単三アルカリ乾電池 ×4本（またはAAA×4）、動作時間は約15時間（ETH‑20C／20F 共通）
・光学プラム（下方視準）：約3倍倍率で、中心マークを用いた位置合わせ機能付き
・防塵防滴性能：IP44相当で、屋外使用にも対応可能な耐候性設計
・気泡管精度：水平皿水準器：約40″/2mm、円筒型気泡管：約8′/2mm の構成
・質量：約4.3kg（本体）＋2.5kg（ケース込み）程度
・寸法：本体 約 175 × 170 × 334 mm、キャリングケース 約 330 × 450 × 220 mm

【用途とメリット】
・建築現場／土木／測量などで要求精度の高い角度計測に適したモデルです。
・視認性に優れた光学系と電子表示機能により、操作性と効率性が高い設計です。
・ゼロセットやホールド機能、角度単位切替、電源管理等、現場での実用性を考慮した操作サポート機能を搭載しています。
・持ち運びや設置が容易なコンパクト設計ながら、高精度かつ耐環境性も備えた信頼性の高い電子セオドライト機器です。

セオドライト 査定時のポイント

測量機器の買取価格は、状態や使用年数、メーカー、型式などによって異なります。
買取を検討する前に、まずは機械の年代やメーカーを確認し、できるだけ付属品や動作を整えておくことが重要です。
廃業や移転の場合は、まとめて買い取ってもらうことで高く売ることができる場合がありますのでその点も考慮してみてください。
また、測量機器の外観が清潔であるほど査定評価が高くなる場合がありますので、出来る限り掃除をしておくことをオススメします。
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