TOPCON トプコン製 トータルステーション　GTS-320F-IIの主な特徴

・測距光軸と視準軸が同軸の“同軸EDM”を採用し、1回の視準で測角と測距を同時に実行できるため、据付から観測までの一連作業がスピーディです
・オートカットオフ（省電力）機能を搭載し、測距モード無操作10分で自動的に測角モードへ移行、さらに20分で電源OFF、測角モード無操作30分でも電源OFFとなり、現場でのバッテリー消耗を抑えます
・角度部はインクリメンタル測角方式で、水平角・鉛直角とも両側検出、表示単位20″、掲載例では角度精度5″の個体が確認されており、安定した角度観測を実現します（流通個体で仕様差があるため銘板値の確認が推奨）
・プリズム測距は気象条件下で概ね2,800mをカバーし、距離精度はシリーズ公称で±(2mm+2ppm)クラス、通常モードの測距間隔は2.0秒で、効率重視のピックアップに適します。
・望遠鏡は全長150mm・倍率30×・最短合焦1.3mの取り回しやすい仕様で、近距離の墨出しから一般測量まで幅広く対応します。
・表示部は最大20文字×4行のLCDと日本語キーパネル世代の操作系で、各種モード・座標値・コード入力の視認性と操作性に配慮しています。
・応用観測機能として、対辺測定（MLM）・遠隔測高（REM）・視準オフセット・後方交会・測設（セッティングアウト）など現場で使用頻度の高いアプリを内蔵しています。
・通信はRS-232Cを備え、外部ソフトやデータコレクタとの連携によるデータ入出力に対応します。
・電源はNi-CdバッテリーBT-24Q（7.2V/2.8Ah）を採用し、連続使用時間は約6時間、リフレッシュ機能付き充電器が用意された世代で電池のメモリー効果対策にも配慮されています。
・環境性能はJIS保護等級4（防まつ：IPX4相当）に対応した世代で、雨天時の飛まつにも配慮された筐体設計です。
・本体寸法はW190×D150×H291mm（バッテリー除く）、本体質量は約5.2kgで、持ち運びと据付のバランスに優れます。
・GTS-320F-IIはJSIMA（日本測定機工業会）の校正区分一覧にも掲載があり、また国土地理院の機種登録リストではGTS-320Fが3級トータルステーションとして運用実績のある系列機であることが確認できます。

-仕様-
・同軸EDMで“見て測る”を一体化し測角・測距を同時処理可能
・オートカットオフで無操作時に自動降格／自動電源OFF（10分／20分、測角は30分）
電 ・角度部：インクリメンタル方式、表示20″、両側検出、掲載例で角度精度5″（個体差注記）
・距離部：プリズム約2,800m、距離精度±(2mm+2ppm)クラス、通常モード2秒間隔
・望遠鏡：30×、最短合焦1.3m、150mm筐体
・表示／操作：20×4行LCD、日本語キー、MLM・REM・オフセット・後方交会・測設機能
・通信：RS-232C、外部機器連携可
・電源：BT-24Q（Ni-Cd）約6時間、リフレッシュ機能付き充電器世代
・環境：JIS IPX4相当の防まつ対応

トータルステーション 査定時のポイント

測量機器の買取価格は、状態や使用年数、メーカー、型式などによって異なります。
買取を検討する前に、まずは機械の年代やメーカーを確認し、できるだけ付属品や動作を整えておくことが重要です。
廃業や移転の場合は、まとめて買い取ってもらうことで高く売ることができる場合がありますのでその点も考慮してみてください。
また、測量機器の外観が清潔であるほど査定評価が高くなる場合がありますので、出来る限り掃除をしておくことをオススメします。
測量機器以外についてもパシオリユースでは専門性の高いスタッフが多数在籍しています。
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