SOKKIA ソキア製 トータルステーション SET3CIIの主な特徴

・デュアル軸傾斜補正機構を装備しており、設置誤差（鉛直／水平角の傾き）を自動で補正し、高精度な観測を実現します。
・測距性能として、1プリズムで最大1,900m（悪条件）〜2,200m（好条件）まで対応、3プリズムでは最大2,600m〜3,000mの長距離測定が可能。測距精度は ±(5 mm + 3 ppm × D) の仕様です。
・角度表示の分解能は1″または5″が選択可能であり、高精度な角度測定に対応しています。
・視準モードでは水準誤差を表示し、表示に従ってレベル調整が可能なため、設置段階から精密な整準を支援します。さらに鉛直角には傾斜センサーによる自動補正を採用しています。
・表示部は4画面 LCD（8 桁）を前後に搭載し、同時に複数情報の確認が可能な構成です。
・測定後の自動電源OFF機能を備えており、最後の操作から30分後に自動で電源が切れる省エネ設計です。
・RS‑232C通信端子を標準装備し、外部機器（PC／データコレクタ等）とのデータ入出力に対応しています。
・測定モードでは水平距離／鉛直距離／座標算出／高低差（リモート測高）などがキー操作により表示され、測量・設置作業の柔軟性に富んでいます。

-仕様と特性まとめ-
・傾斜補正 デュアル軸 傾斜補正対応
・測距範囲（プリズム使用） 約1,900m〜3,000m（条件により幅あり）
・測距精度 ±(5 mm + 3 ppm × D)
・角度表示・精度 1″/5″切替、インクリメンタル方式
・整準支援 水準誤差表示／鉛直角自動補正
・表示部 前後両面 4画面 LCD（8桁）
・電源管理 操作無で30分後に自動電源OFF
・通信 RS-232C 対応（外部連携可能）
・測量機能 距離／角度／座標／高低差など豊富な表示・演算機能

SET3C II は「インテリジェント対応の傾斜補正搭載型トータルステーション」で、堅牢性と測量効率の両立が特長です。
測距性能、角度精度、データ通信機能などがバランスよく備えられており、現場用途に広く適する仕様と言えます。

トータルステーション 査定時のポイント

測量機器の買取価格は、状態や使用年数、メーカー、型式などによって異なります。
買取を検討する前に、まずは機械の年代やメーカーを確認し、できるだけ付属品や動作を整えておくことが重要です。
廃業や移転の場合は、まとめて買い取ってもらうことで高く売ることができる場合がありますのでその点も考慮してみてください。
また、測量機器の外観が清潔であるほど査定評価が高くなる場合がありますので、出来る限り掃除をしておくことをオススメします。
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