TOPCON トプコン製 トータルステーション ET-2の主な特徴

・1987年に登場した電子経緯儀タイプのトータルステーションで、Topconの歴代機器アーカイブ「ミュージアム」に掲載された初期モデルの一つです。
・この初期モデルの世代では、望遠鏡による視準・プリズムを使用した測距・角度・距離の電子計測を一体化した構造を実現しており、「EDM内蔵トータルステーション」として当時の革新でした。
・標準的なスペックとして、角度精度は約20″、測距はプリズム使用でおおよそ数百メートルのレンジが想定されていました。現行機と比べると精度・距離能力は限られるものの、「電子機器搭載による操作性向上」が強調された初期の実用型機種です。
・操作部やディスプレイはモノクロLCDまたは7セグメント系で、基本操作（測角・測距の表示と記録）に特化した簡易的なユーザーインターフェース設計です。
・バッテリーはNi-Cd系が基本で、据置型三脚設置が主、野外記録用のデータコレクターは未搭載のモデル構成が多かったとされています。
・本体は頑丈な防滴構造としつつ、鏡筒・角度目盛など光学部の基礎構成は光学セオドライトに近い構成で、現在のトータルステーションと比べるとシンプルな構造です。

-まとめ-
・1987年登場の初期型電子トータルステーション
・望遠・測距・角度測定を一体化したEDM搭載
・角度精度：約20″、測距能力は数百メートル程度（当時としては標準）
・操作は簡易な液晶またはセグメント表示、基本測量機能に特化
・Ni-Cdバッテリー駆動、データコレクタなしというシンプル構成
・三脚据え置き型で屋外使用対応の堅牢筐体

トータルステーション 査定時のポイント

測量機器の買取価格は、状態や使用年数、メーカー、型式などによって異なります。
買取を検討する前に、まずは機械の年代やメーカーを確認し、できるだけ付属品や動作を整えておくことが重要です。
廃業や移転の場合は、まとめて買い取ってもらうことで高く売ることができる場合がありますのでその点も考慮してみてください。
また、測量機器の外観が清潔であるほど査定評価が高くなる場合がありますので、出来る限り掃除をしておくことをオススメします。
測量機器以外についてもパシオリユースでは専門性の高いスタッフが多数在籍しています。
トータルステーションの売却ををご検討の際はまずはお気軽にお問い合わせください。

パシオリユースは測量機器を出張買取しております！

専門の査定スタッフが最新の相場を元に査定金額を提示いたします。 測量機器の売却を検討の際はどうぞお気軽にお問い合わせください。 スタッフ一同、皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております！