中古ターニングロールを選ぶとき、多くの人が「耐荷重」「対応径」「価格」から検討を始めます。
しかし実務で失敗が多いのは、駆動側・従動側の“構成”に注目せずに購入してしまうケースです。
ターニングロールは駆動側だけが良くても、従動側の状態や組み合わせが合わないと、芯ズレ・回転ムラ・滑りが発生します。
ここでは、駆動側・従動側の考え方を軸に、中古選定で外せないポイントを整理します。
ターニングロールは基本的に、モーターで回転力を与える「駆動側」と、荷重を受けて追従する「従動側」で構成されます。
円筒ワークはこの2台(または複数台)にまたがって載り、ロールの回転によって一定速度で回ります。
つまり、ターニングロールの性能は“駆動側単体”ではなく、“セットとしての支え方”で決まります。
中古導入でありがちな勘違いは「駆動側が回る=使える」という判断です。
実際には、従動側のロール摩耗や軸受けガタが大きいと、回転はできても芯が振れます。
芯が振れると溶接トーチの狙いが一定にならず、品質が安定しません。
つまり従動側は“ただ支えるだけ”ではなく、回転品質を決める重要部位です。
さらに中古では、駆動側と従動側が別々に流通しているケースもあります。
その場合、同メーカーでも世代やロール径が違い、水平や高さが合わないことが起こります。
こうしたミスマッチは、段取り時間の増加と芯ズレの原因になります。
できるだけ同一シリーズ・同一仕様の組み合わせを選ぶのが、現場では失敗が少ない方法です。
駆動側を見るときの核心は「低速域で安定して回せるトルクがあるか」です。
円周溶接は低速での一定回転が品質を左右するため、高速性能よりも低速の滑らかさが重要になります。
中古では減速機摩耗や伝達部(チェーン・ベルト)の伸びで、低速がカクつく個体があるため注意が必要です。
制御方式も判断材料になります。
インバータ制御は速度調整幅が広く便利ですが、設定や電源環境によって低速トルクが弱くなることがあります。
また溶接ケーブルとの干渉やノイズ環境で速度が揺れる場合もあるため、導入現場の電源と配置を想定した評価が必要です。
一方、シンプルなスイッチ制御は壊れにくい反面、速度の微調整が難しいことがあります。
中古選定では、駆動側の“能力表記”だけでなく「今の状態でそのトルクを出せるか」を見ます。
具体的には、低速で回したときの回転ムラ、起動時の唸り、負荷をかけたときの速度落ち、異音・発熱を確認します。
ここで違和感がある個体は、導入後に整備費がかさみやすいので要注意です。
従動側は駆動しないため軽視されがちですが、実は“品質を決める側”と言っても過言ではありません。
従動側の役割は、荷重を受けながらワークを一定の位置で支え続けることです。
ここが不安定だと、どれだけ駆動側が良くてもワークが振れ、溶接狙いがズレます。
中古で必ず見たいのは、ロールの偏摩耗と軸受けガタです。
ロールが片減りしていると、ワークが横に逃げて芯が出にくくなります。
軸受けガタが大きい個体は、重量物になるほど振れが増幅し、低速域で波打つような回転になりがちです。
こうした状態は“回るけど使いにくい”典型パターンになります。
また従動側のフレーム歪みや水平ズレも重要です。
駆動側と高さが合わないと、ワークが斜めに載り、接触圧が偏って滑りが起こります。
これはロール材質や摩擦の問題ではなく、支持構造の問題なので、後からの調整が難しいこともあります。
できればセット状態で水平・高さを確認できると安心です。
駆動側・従動側の構成を理解すると、導入判断が明確になります。
片側駆動は構造がシンプルでコストを抑えやすく、適正条件なら十分に実用になります。
ただし偏心があるワークや、表面が滑りやすいワーク、重量物では回転抵抗が増え、滑りやムラが出ることがあります。
両側駆動(左右のロールを駆動する構成)は、重負荷でも回転が安定しやすいのが利点です。
特に重量物・大径・偏心のあるワークでは、片側駆動より安定性のメリットが出やすくなります。
中古導入では「新品では予算的に難しい両側駆動を狙える」という利点もあり、上位能力を確保したい現場に向きます。
また将来的に増設する可能性があるなら、構成の拡張性も見ておくと失敗が減ります。
例えば長尺ワークで支持点を増やしたい場合、同シリーズの従動側を追加できると運用が楽になります。
“今の1台”だけでなく、“今後の運用”まで見越して構成を選ぶと、導入効果が最大化します。
| 構成 | 向いている条件 | 中古での注意点 |
|---|---|---|
| 片側駆動+従動 | 偏心少/標準負荷 | 滑り・ムラの確認 |
| 両側駆動 | 重量物/偏心あり | 左右同期・電装状態 |
| 従動追加 | 長尺ワーク | 高さ・ロール径の統一 |
中古ターニングロールは、駆動側だけでなく従動側を含めた“構成”で選ぶと失敗が減ります。
駆動側は低速トルクと回転ムラ、従動側はロール偏摩耗と軸受けガタ、そしてセットの高さ・水平が重要です。
主力ワーク条件に合わせて片側/両側駆動を判断し、構成のミスマッチを避けることが導入成功の近道です。
主力ワーク条件に合わせて、最適な構成を一緒に整理します。
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